長〜い1日は→から始まりました。こっちに帰ってきてから初落ちです。2月にポニーでメルくんから落ちて以来の落馬でした。落ちたのはGCに来てから早くも3回目の登場、『カネトシくん』から。途中まで順調に調教を進めていた俺とカネトシくん。2周目の第1コーナーでまずは外側から1頭のお馬さんが俺たちを交わして行きました。オーストラリアの競馬場のルールでは、速いお馬さんが遅いお馬さんを抜いて行く時は内からと決まっています。俺たちは馬場の真ん中を走っていたので内には十分なスペースがあったハズ。しかし、この時点では(なんで外から抜いてくんやろ?)とチョッとムカつく程度でした。そして事故は次の瞬間・・・ 今度は内からも1頭のお馬さんが俺たちを抜いて行ったのです。1頭目を避けるためにチョッと内によっていた俺たちを更に内から2頭目のお馬さんが抜いて行ったのです。時間にして5秒ぐらいのことでしょうか? 1頭目を交わして体制を立て直す間もないうちに2頭目が来たことで、カネトシくんはビックリして大きく外に飛び、それで俺がバランスを崩して落馬したのです。彼の前に落ちて彼の脚が何度か俺の身体に当たるのを感じました。(あんまり暴れないでくれっ!!)と思っているとその脚の動きが次第にゆっくりになり、俺の背中に片方の脚の膝を付くような形で止まりました。掴んでいた手綱を頼って起きようとした俺から、パニックになって逃れようとするカネトシくん。引きずられながら声を掛けなんとか落ち着かせて、また直ぐに跨り調教を再開しました。調教を終えて装鞍場に帰ってくると、放馬しなくて良かった(放馬すると他のお馬さんたちに迷惑が掛かる)という思いと同時に、怒りも込み上げてきました。ひとこと声を掛けるか、どちらか一方から抜いて行けばこんな事にはならなかったハズなのに。。 俺ももうチョッと外を回っていれば良かったのですが、暗くて誰が抜いていったのかも分からず、文句を言って行く場所が無かった事で余計に腹が立ちました(怒) でもカネトシくんには「良いコにしててくれてありがとう!」と頭を撫でてお礼を言いました。まだ思い出すと腹が立ちますが、終わったこ事は仕方ないので、コレを教訓にこれからはもっと気を付けていこうと思います。もうひとつ。この早い時期に一度落ちた事で、次からは落馬にそれほど恐怖を感じずに済む(←長い間落ちていないと次の落馬が凄く怖く感じる。)のでその点はプラスだったかなと思います(笑)
調教が全部終わり一度帰って気を取り直し、サンシャインコースト競馬場へ!! 行きの馬運車の中は朝のお疲れから(笑)約3時間の道中ほぼ全部爆睡zzz... 10時45分に学校を出発して競馬場に着いたのが1時半ぐらい。俺のお馬さんが出る7レースは3時15分。輸送で汗をかいたお馬さんを洗い、5レースを見にスタンドへ。スタンドはモノ凄い人でにぎわっていました!! 明日はイーグルファーム競馬場でQLDオークスという牝馬のGIレースが行われるので、その前日のお祝い、レディースデイだったそうです☆ コースもスタンドも本当にキレイな競馬場で感激しました。こんな所でこんな大勢の人の前で乗れたらキモチーだろうなと自然と思いました♪ 6レースも観戦し、今度は俺たちの番。キレイにブラッシングし、鞍を着けてパドックへ。おとなしいお馬さんだったので、引きながら写真を撮ってしまいました(^^)                               レースは1枠からスタートを決めて、絶好位4番手で直線へ。しかし、そこから伸びずズルズルと後退。全く見せ場無く終わりました。どうやらあんまり速いお馬さんではないようです(^^; 帰ってきた彼を洗い、一緒に来ていたお馬さんのレースが終わるまで、またレース観戦。4時半に全てのお馬さんのレースが終わり帰宅の途へ。また3時間掛けて学校に帰ってきたのは7時半。朝の落馬+一人でお馬さんをレースに連れて行く〔責任〕でホンマに長〜く感じられた一日でした。自分に→どうも一日お疲れ様でしたm(__)m・笑